材質:SUS302、304、316、304L、316Lステンレス鋼線
織り方には平織、畳織、綾織などがあります。 ステンレス金網メッシュは耐薬品性に優れ、目開きも20μmからの取り扱いがあることから高精度の薬品、薬液のろ過に使用される事の多いメッシュです。
ステンレス金網メッシュは極低炭素なので粒界腐食を防止できます。従って、溶接のままで耐流界腐食性を必要とするところに用います。用途は化学工業設備、建築材料、食品製造設備、製紙工業、製薬工業などです。
材質も多岐にわたり、現在ステンレスえお中心に各種加工品として製造しております。
平織金網
一般的な織り方で縦線と横線とが一定の間隔を保ち一本づつ相互に交わっている金網です。
綾織金網
平織りと似ていますが、縦線と横線とが一定の間隔を保ち2本以上づつ乗り越している金網です。また、平織りでは使用することのできない太い線を用いることが出来ます。小さな目の金網では線径と開き目が同じ位の太い線を用いて制作することが出来ます。
畳織金網
畳織金網の構成を綾織にしたもので、横線は金網の表裏両面で密着していますから、畳織金網の2倍の密度を持っています。この綾畳織金網は最も緻密で強固な分離用金網であります。(綾畳織金網の網目は25.4mm間にある横線の数で表します。単位はメッシュ。)